弁護士三浦義隆のブログ

流山おおたかの森に事務所を構える弁護士三浦義隆のブログ。

客としての嫁

今日は専門とは関係ない話。

ツイートしようとしたら思ったより長くなったので、数ツイートに分割するよりはブログに放流することにした。

ゴールデンウィークが終わってしまって数日経つ。ゴールデンウィークには実家に帰省した人も多いだろう。

私は4月28日に生まれたての子猫を5匹も保護してしまったし仕事の予定も入っていたので帰省できなかった。妻子だけ私の実家に遊びに行って私は留守番していた。

私の実家は、私を長男とする男ばかりの4人兄弟だ。

我が家では昔から、割と皆が気軽に彼女を実家に連れて来る家風があった。

4人兄弟中、私含め3人結婚しているが、3人それぞれの妻は3人とも、交際中から実家にしばしば出入りしていた人だ。

当たり前だが、交際中に実家に遊びに来る彼女は実家にとって「客」だ。

客だから歓待される。

そして、もしかすると当たり前でないと思われるかもだが、彼女らは妻らになった今でも私の実家では「客」だ。

だから私の実家に行っても家事などを押し付けられることはない。くつろいでいればOKで、食事を振る舞われたりしてもてなされる。

わざわざ連れて行っている私としても、私の客を歓待してくれなければ私の顔が潰れるわけで、歓待されるのは当然と思っている。

このような仕組みで何の不都合も感じたことがないし、嫁姑のいさかいも生じていないように見えるし、万事うまく回っていると思う。

息子の配偶者を身内とみなして指揮下に置こうとするシステムに、現代日本において何のメリットがあるのか、実感としてよくわからない。

 

京葉弁護士法人(おおたかの森法律事務所・佐倉志津法律事務所) 代表

弁護士 三浦 義隆

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